五十路の万華鏡

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zoom RSS デンデラ

<<   作成日時 : 2010/01/21 00:34   >>

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先日読んだ本
画像

Den (隠れ場所としての)ほら穴、隠れ家
Dera(たぶんderacinate〈慣れた環境から〉(人)を隔絶させる・・・の略と思われる)

作者の佐藤友哉さん(1980年生まれ)、お若いのに登場人物は全員老女(70歳から100歳まで50人)!

【あらすじ】
ある貧しい村では『お山参り』と称して人口と食料の安定のため、70歳になるとお山に捨てられる習慣がある。

主人公(70歳の女性、斉藤カユ)は『お山参り』で極楽浄土に行けると信じていた。

それなのに、山には既にお山参りで死んだと思われていた老女たちが『デンデラ』を創って暮らしていたのだ。

デンデラでは、自分達を捨てた『村』を襲い全滅させることを計画する『襲撃派』と
このまま平穏に暮らしたい『穏健派』の対立があった。

そんな中、一頭の飢えた巨大な熊の出現、そして疫病の流行さえもデンデラを襲う・・・

老女達の『生きる』ことへの執念。それを描き切った佐藤友哉さんに拍手

でも、あのラスト。
「えっ?これで終りなの?この後どうなるの?こんな終わり方嫌だ〜」と思いながらも

「こうして、最後の最後まで書かず、読者の想像力に任せるから一層余韻が深まるのかも?」と悶々とする私。

まんまと作者の術中に、はまってしまった。

それにしても熊が人を殺戮(さつりく)する場面やその他もろもろ、グロテスクな表現がかなり多かったので気の小さい人はご用心

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